西九州食財

TOPIC西九州食財

させぼ西海菊

佐世保市お花

輪菊の旬:8月・9月・3月(取り扱い:通年)
小菊の旬:8月・9月(取り扱い:5月~11月)

日本の最西端に位置する佐世保市は、温暖で日当たりもよく、菊類の栽培に適しており、輪菊や小菊が栽培されています。
市内では、年間を通じて標高差を利用し、広範囲にわたり栽培されています。
出荷は、佐世保市内を中心に、関西、岡山、広島などに主に出荷されています。
「西海の菊」の名で取引されており、市場では高い評価を得ています。

これまで白菊を中心に栽培が行われてきましたが、平成に入り色菊(黄色)中心に栽培を行うようになり、出荷先の関西地区・中国地区ではトップレベルの品質となっています。

佐世保「西海菊」の黄色菊は、特に市場からの評価も高く、病害虫防除を始め、使っていただく方の事を考えて、使用時期に合わせた採花を心掛けています。

また独自の肥料を施用するなど、常に高品質な菊の生産が行われています。
近年の高温でも対応できる品種の選定などにも力を入れており、季節に合った品種選びにも注意を払い栽培しています。

令和に入り菊・小菊部会の統合により菊部会も一新し、消費者へ仏花として安定供給が出来る体制づくりに取り組んでいます。

主に葬儀やお墓に飾る花として利用されていますが、今ではカラフルな花も多く花束や贈答品としても使われています。

9月9日は、五節句の一つである「重陽の節句」です。
旧暦では菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。
また同日の前には、佐世保市長へ菊の花束贈呈をするなど、菊の消費拡大と産地PRの活動も行われています。

購入方法

佐世保市内のフラワーショップにてお求められます。

お問い合わせはこちら

販売業者:JAながさき西海農業協同組合 させぼ南部営農経済センター
TEL:0956-39-3310

生産者インタビュー