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2020.12.23 インタビュー

生産者インタビュー|酪農家 里村さん-佐世保市


佐世保市柚木町で酪農を営む、里村貴司(さとむらたかし)さん、里村睦弓(さとむらむつゆみ)さん夫婦に話を伺いました。海から近い、自然豊かな山あいの中で祖父から始まった里村牧場を引継ぎ経営され、23年、二人三脚で行なわれています。

産地の特徴

 
国見山系の山間にあり、綺麗な空気と水に恵まれた環境が整っており、ストレスフリーな牛を育てています。

1日の仕事の流れ

搾乳を朝5時からと夕方5時からの1日2回行っています。朝の搾乳後は、餌やりをして、その後、牧草の収穫や、加工品(チーズ等)の製造を行っています。

現場でのこだわりは

自家製の餌にこだわり、牛たちが本来持っている能力を最大限引き出せるよう心がけ飼育を行っています。

やりがいを感じる時

生き物である牛が相手の仕事なので、365日休みが無いのは大変ですが、大切に育てた牛が、美味しい牛乳を出してくれた時にとてもやりがいを感じます。

チーズの特徴とオススメの食べ方

朝に搾った牛乳をその日のうちにチーズにするので、ミルク風味たっぷりのチーズができます。
フレッシュチーズなので、そのまま食べて頂いてももちろん美味しいですが、焼くと、伸びるチーズになり、そのまま食べる食感とはまた違う味わいになります。

牛がこの牧場で暮らせることが幸せだと思えるように育てていきたいです。また、その牛が出してくれる牛乳を使い、たくさんの人が笑顔になれるようなチーズなどを作っていきたいと思います。

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