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2020.12.23 インタビュー

生産者インタビュー|伊万里ぶどう生産者 古野さん-伊万里市

安心・安全・うまいの3拍子が揃った伊万里ぶどう

伊万里市で、伊万里ぶどうの生産をしている、古野 清治(ふるの きよはる)さんに話を伺いました。

―旬―

伊万里ぶどうの旬は8月中旬頃になります。そのなかでもビニールによるトンネル栽培を行っているぶどうの収穫時が一番の旬となります。

―ぶどうの生産者及び仕事の流れについて-

ぶどう作りを始めて35年ほどになります。部会員数は現在40名程度ですが、部会員の高齢化が深刻化しています。中には80歳台の方もいらっしゃり、後継者が厳しい状況なため、部会員一同非常に危機感を持っています。
繁忙期は、朝起きてすぐに収穫作業を行い、9時ごろまでに収穫したものを、集荷場に運びます。

-伊万里ぶどうにかける思い、自慢-

    
ぶどう作りは年中作業があり、大変ですが、果物が大きく育ち実った時が喜びです。安心・安全・うまいの三拍子が揃っていることが自慢でのため、有機栽培を行うこと、また新梢管理、水、温度等といった基本的な管理を徹底して行い、それを実現しています。

-オススメの食べかた―

そのまま丸ごと食べるのがやっぱり一番です。小細工なしで、皮ごと口に含むのが最高です。

―これからの夢、消費者に伝えたいこと―

夢は、今後もぶどう栽培を長く続けていくことです。どこの産地も同じですが、生産者の高齢化、後継者不足などの悩みを抱えている産地は多いと思いますが、その中でもできる限り長く栽培を行っていきたいです。

ぜひ食べてみていただければと思います。我が子のように手塩にかけて育てている伊万里ぶどうをぜひ味わってください。

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