西九州食財

NEWSお知らせ

2021.01.27 インタビュー

生産者インタビュー|旬さば生産者 福島さん-松浦市

選び抜かれた極上のブランドサバ

旬(とき)さばが水揚げされる松浦魚市場は、西日本最大のサバ類水揚げ量を誇ります。今回は、旬さばを生産している日本遠洋旋網漁業協同組合の福島脩生(ふくしま はるき)さんにお話を伺いました。

旬さば生産者の福島脩生さん

―旬さばや地域の特徴―

松浦魚市場では、一年を通じて大量のサバ類が水揚げされます。時期によって漁を行う海域はさまざまですが、その中でも脂乗り・味が絶妙な五島・対馬海域で10月から2月にかけて獲れた、400g以上のマサバを旬さばと言います。

九州のさばは刺身で食べられるというのが一つの特徴です。
その中でも漁場から一番近い松浦魚市場で揚がる旬さばは鮮度が良く、新鮮な刺身が食べられるのが一番の特徴だと思います。

旬さば

―1日の仕事の流れ―

松浦魚市場は、午前3時に業務が開始されます。
魚市場に水揚げ(入荷)された魚は、種類や大きさごとに仕分けを行い、競りにかけられます。一番競りは午前5時から行われます。仲買人が競り落とした魚は、新鮮なうちにスチロール箱等へ詰め替え、各消費地へ出荷されます。また、一時保管や加工等のため、冷凍庫や水産加工場等へも運ばれます。
魚市場では水揚げ(入荷)があるたび、このような作業が繰り返し行われています。

出荷される旬さば

―やりがい・大変なこと―

大変なのは水産業についているのでやはり朝が早いことですね。水揚げの状況などで休みも少なかったりもします。
私は営業職ですので、魚が売れた時の喜びや、お客さんからの美味しかったなどのお声を聞けた時に、やりがいを感じています。

水揚げした旬さば

―産地のこだわり―

水揚げされた魚は、隣接する水産加工団地内の加工処理施設において、徹底した衛生管理のもと処理を行い、新鮮で安心・安全な商品を提供しています。

―オススメの食べ方―

やっぱり今は刺身がいいですね。
しめ鯖もいいですし、塩さばもいいと思います。後は漬けにしてゴマサバですね。
その他、しゃぶしゃぶ、竜田揚げ、サバフライなど、いろんな美味しい食べ方があるので、広げていきたいと思っています。

旬さば

―旬さばの自慢と夢―

「旬さば」は松浦で水揚げされるさばの中でも、選び抜かれた自慢のブランド品ですので、九州だけじゃなく全国に届けて、全国の皆さんに味わっていただきたいと思っています。

食財ページ