アスパラガス

旬：春（2月～4月）、夏（7月～9月）
取り扱い：2月下旬〜10月

寒暖差でじっくり生育

アスパラガスが生産されている佐世保市・松浦市は長崎県の北部に位置し、国見山・長串山など多くの山岳、丘陵に囲まれ平坦地が少ない中山間地域です。
気候は昼と夜の寒暖差があるため、じっくりと育ち、高品質なアスパラガスができる環境にあります。

本地域では、春（2～4月）と夏（6～10月）の年に2回収穫を行っています。

春のアスパラガスは、「甘いアスパラガス」です。冬の間、糖のかたちで根に蓄えられた養分だけで芽を出します。
夏のアスパラガスは、夏の光を浴びて、親茎の光合成活動により一気に成長します。
これらのアスパラガスは、主に関東や関西の市場へ出荷され、市場でも高評価を得ています。

良質な堆肥で土づくりから

冷涼な環境でじっくりと生育したアスパラガスは、グリーンが鮮やかで、穂先がしまった高品質なものに仕上がります。
また美味しいアスパラガスを栽培するために、良質な堆肥を投入するなど土壌環境づくりにもこだわっています。

アスパラガスの育て方、知っていますか？

夏の収穫の終わりから秋にかけて、数本のアスパラガスを収穫せずに伸ばすことで、ビニールハウスいっぱいに擬葉（ぎよう）と呼ばれる細い茎が広がります。

擬葉によって光合成をおこない、夏秋のうちに鱗芽に栄養を貯めた擬葉は綺麗な黄色に染まります。秋が終わると根だけ残してすべて刈り取られ、根は越冬します。そして春にまた美味しいアスパラガスが芽を出すのです。

穂先がしまってみずみずしく、立ち姿がピンとしているのが美味しいアスパラガスの証です。
ソテーはもちろん、てんぷらやアスパラガスの混ぜご飯など、料理の主役としてお楽しみください。