平戸牛

県外にはほとんど流通しない「幻の和牛」
取り扱い：通年

豊かな自然と海に囲まれた平戸。潮風により適度に塩分を含んだミネラル豊富な牧草、澄み切った空気。これらの恵まれた環境の中で育てられる平戸牛。生産頭数が少なく、県外にはほとんど流通しないため「幻の和牛」とも呼ばれています。

穏やかな気候と潮風が吹く、放牧に適した環境で育った平戸牛は、但馬牛や松坂牛など全国のブランド牛と比べてもけっしてひけをとりません。特筆すべきは潮風があたる環境で育つことです。

長崎県は古くから、子牛生産地と肉牛生産地の両方を持つ県内一貫生産地。特にブランド肉の登録に力を入れてきました。潮風が牧草にミネラル分を与え、甘く柔らかな肉質を実現しています。

その味はというと、独特の強い甘み、きめ細かい霜降りが特徴で、脂身と赤身とのバランスが非常によく絶品。その美味しさが認められ、平成24年に開催された″和牛のオリンピック″とも呼ばれる「第10回全国和牛能力共進会」では、全国の名だたるブランド牛を抑え、平戸和牛を含む「長崎和牛」が見事「肉牛の部日本一」に輝きました。