ヒラマサ

脂肪控えめのあっさり味とコリコリとした食感が人気
旬：5月〜7月（取扱時期：5月〜7月）

ヒラマサは青物魚の中でも九州屈指の高級鮮魚との呼び声高く、食感、味共に高い評価をいただいています。

素人目にはブリと区別がつけにくく、色調や姿の丸み、ヒレの形、色相が異なります。身はブリよりも血合いが少なく、刺身、塩焼き・照り焼きなどで賞味され、握り鮨では高級魚種になります。年中漁獲されるが、産卵前の春先がほどよく脂がの旬とされます。

対馬暖流の影響を強け複雑な海岸地形や潮流の影響により九州でも屈指の好漁場が形成され、多くの魚種に恵まれ夏から秋になると、青物魚で特にヒラマサの回遊が盛んになります。
平戸の夏はヒラマサにとって産卵後の回復の季節です。イワシなどの小さな魚からシイラやカマス、地域によってはカンパチの幼魚であるネリゴなどの大型の魚までも荒食いをすることで、ヒラマサのお腹はパンパンに膨れ上がります。

ブリの味が落ちる春に脂がのりはじめ、夏まで旬は続きます。ブリよりもうま味豊かで、あっさりとして食べやすく、脂はブリほどのっていませんがうま味が濃いのが最大の特徴です。飽きの来ない味なので止まらなくなります。
高級魚であるヒラマサは刺身で食べても、照り焼きにしても抜群に美味しい青物魚の王様です。