生産者インタビュー|トマト生産者 小川さん-佐世保市
真夏から育てられる柚木のトマト
柚木トマト部会に所属し柚木トマトを栽培している小川博則(おごわひろのり)さん、小川麻衣子(おがわまいこ)さん夫妻にお話しを伺いました。
柚木トマトの旬
柚木トマトは9月上旬から1月下旬にかけて栽培を行っており、特に10月から11月にかけて旬を迎えます。
―柚木トマトが栽培される環境―
佐世保市の中でも、標高が高く、1日の寒暖差がとても大きいです。
また6月にはホタルがたくさん飛び交う豊かな自然環境があり、国見水系の綺麗な水があります。この環境が美味しいトマトを育てます。
大変なこと
栽培の基本は、トマトの芽摘みや、誘引、花のホルモン処理などの作業を行います。これらの作業を繰り返すことで、花に実をつけていきますが、この作業が大変です。
トマトは、週3回収穫しますが、収穫しない日には、芽摘みや誘引などをしています。
また、真夏の栽培ということもあって、高温障害や生理障害が多くでる作型でもあるので、毎日トマトを観察していないと異常が出てしまうため、過酷な環境の中でトマトを栽培していることが、特徴でもあり、難しい点でもあります。
トマトの自慢と魅力
他の産地では珍しく、真夏の7月にハウスにトマトを植え付けして育てています。
ハウスの中が40度以上の過酷な環境の中での栽培は、難しい点もありますがやりがいも感じます。
今後の目標
柚木トマト部会では、若手の後継者もそれぞれいるので、これから先も、切磋琢磨しながら、高品質のトマトを作り続けていき、また、多くの皆様に柚木トマトの魅力を知っていただき、食べていただきたいと思います。