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2021.03.09 インタビュー

生産者インタビュー|なまこ生産者 森さん-川棚町

川棚町で、なまこ漁を行われている森 利春(もり としはる)さんと森 繁喜(もり しげき)さん親子に、話を伺いました。
ナマコ漁をしている川棚町の森さん親子

ー産地及び漁場の特徴ー

大きな岩が多く、餌になるものが多いこと、また卵を産みやすい環境がこの漁場の特徴です。
漁を行っている方は25名くらいおり、平均年齢は65歳ぐらいとなっており高齢化が進んでおります。
川棚町のナマコ漁場

―川棚のナマコの特徴―

川棚のナマコは川棚川の関係もあり、身がしょっぱくなく、やわらかいのが特徴です。他の産地のナマコもあるかと思いますが、ぜひ、他の産地のナマコと食べ比べていただければと思います。
川棚のナマコ

―大変なこと・やりがい―

やはり海で行う作業なので寒いことです。ナマコを獲ることができる時間帯が決まっているので、その時間にしっかりハマって漁を行うことが重要なため仕方がないことですが、寒いときは寒いですね。
ただ、ナマコが、そして漁が好き。そういう想いだけでやっていますので小さな問題です。
やりがいは、やはり食べた方からおいしいと言われた時ですね。
ナマコ漁

―おすすめの食べ方―

一般的にはやはり酢醤油と一緒に食べるのがおすすめです。
この地域では、正月に大根おろしと和え食べていますが、この食べ方もおすすめです。
川棚のナマコ

―今後の夢―

しょっぱくなく、柔らかいナマコがこの地域で獲れるナマコの特徴であり自慢です。他産地のナマコもたくさんありますが、より多くの方に当産地の美味しいなまこを食べて欲しいと思っています。
また、密漁防止をしっかり行い産地を守っていきたいと思います。
ナマコ漁をする川棚町の森さん

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