生産者インタビュー|アールスメロン農家 辻さん-松浦市
松浦市星鹿(ほしか)町の「アールスメロン」ハウスを尋ね、松浦メロン部会 辻邦彦部会長にお話を伺ってきました。
松浦市星鹿町は「赤土土壌」で美味しい野菜が盛んに栽培されています。
アールスメロンは、この「赤土土壌」のビニールハウスで温室栽培され、中では地面から数十センチの高さに紐で吊り下げられた、メロンが堂々と成っていました。
松浦のメロンは1株から1玉を厳選し、残りの果実は摘み取る事で、その厳選した1玉に栄養を集中させて、あまくておいしいメロンを作っているとのこと。
アールスメロンの特徴である「網目」は、皮と果肉の成長スピードが違い、中身の果肉の方が早く大きく成長していくため、皮にヒビが入り、カサブタのように網目が入っていきます。成長するにつれ、細かく美しい模様になっていきます。
綺麗な網目の甘いメロンを作るのは長年の経験により磨かれた、生産者の栽培技術!
水分を調整し、与えすぎないことで、成長に無理がかからず、くっきり盛り上がった目の細かい網目が綺麗に入っていき、味も甘く、濃厚なメロンに仕上がっていきます。
さらに、より選りすぐられた糖度14度以上、1玉1.4キロ以上、網目模様の美しさ、形の良さ、最高品質のアールスメロンは「爽潤果」ブランドとして、贈答向けに大人気!
まさに選ばれし松浦アールスメロンの最高峰です。爽潤果専用2玉の、緑色の化粧箱入りは、小窓からアールスメロンの網目の美しさが分かり、贈答向けに大人気です。
メロンは長崎・佐世保・福岡・名古屋の市場を通して流通し、松浦市のふるさと納税でも寄付の返礼品として人気です。また、年に2回「アールスメロンまつり」が道の駅松浦海のふるさと館で開催されます。
松浦のアールスメロンは、収穫から約7日〜14日ほど常温で「追熟」させることで皮近くまで柔らかく、甘みと香りが感じやすくなり、とても美味しくなっていきます。完熟後は冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。