生産者インタビュー|スナップえんどう農家 川上さん-松浦市
今回は、松浦市のスナップえんどうの生産現場に行ってきました。
松浦市では、鷹島地区と御厨・星鹿地区で栽培され、鷹島地区では寒い時期でも霜が降りない為、露地を中心に、御厨・星鹿地区では暖かい環境のハウス中心に栽培されています。
出荷は鷹島地区の露地分が11月上旬から、次いで御厨・星鹿地区のハウス分と、リレー出荷により、4月までの長期間みなさんの食卓へスナップえんどうがお届けできます。
今回は、星鹿地区の川上さんにスナップえんどうについてお話を伺いました。
取材時期は11月下旬で、川上さんのスナップえんどうはハウスで栽培され、白くてかわいらしい花を咲かせながらハウスの中ですくすくと育っていました。
お伺いしたときには、高さ70cm程で、暖かい支柱に付けたネットに這わせながら、日々丁寧に栽培管理を行い、背丈程の高さまで成長させるそうです。
スナップえんどうの花がいたるところに咲き、ここにプックリとしたスナップエンドウが実をつけていきたらいよいよ収穫。
川上さんのスナップエンドウは12月中旬から収穫がはじまります。
不要な花芽を摘みながら、病気が入らないようこまめにチェックすることで、見た目もきれいで美味しいスナップエンドウが実ります。
川上さんによると、病気にならない管理方法やより美味しいスナップエンドウにするための勉強などを欠かさないことが栽培の秘訣だそうです。
一房は幅1cmで10g程。シャキシャキと食感が良く、加熱後も鮮やかな松浦市のスナップエンドウは、高品質で評価がとても高く、市場での価格の基準になると言われています。
愛情込めて育て、厳しい選果基準をクリアしたスナップえんどうが、皆さんの食卓を彩ります。