西九州食財

新上五島町

大小67の島々から構成される新上五島町
激しい海流と、波静かな入り江が織りなす自然豊かな環境

五島列島の北部に位置し、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産がある新上五島町。若松瀬戸の入り組んだ地形を活かした「ブリ」や「クロマグロ」の養殖業が盛んなほか、「焼あご」や「鯨」などの様々な食文化が根付いています。

高い養殖技術はブリからクロマグロへ

波静かな入り江が多く、中央部を瀬戸が通ることで水質が良く、養殖に適した環境であることから、養殖業が盛んに行われるようになりました。
全国に先駆けてブリ養殖が行われ、その技術を応用してクロマグロ養殖にも取組んでいます。養殖場(自然環境)が良く、餌、出荷作業において、高い技術力を擁しており、自信をもって、推薦できる産品です。

島に根づく様々な文化が食材にも

秋に有川湾で漁獲される小型のトビウオは、焼いた後に乾燥して出汁用の「焼あご」として広く親しまれています。黄金色の香ばしい「あごだし」が取れ、「味噌汁」や「五島うどんのつゆ」など様々な料理に合うだしとして、好まれています。
また、鯨文化も残っており、刺身や塩漬けなど味付けはシンプルですが、様々な鯨の部位を美味しく食べる方法が知られています。

AREA INFOエリア一覧